
世界でもっとも強い酸性といわれる湯釜。噴火をくり返し、草木を寄せ付けない 白い山肌とエメラルドグリーンの湖面のコントラストが神々しい神秘性をたたえている。 直径300m、水深30m程の大きさで水温は18℃前後。

殺生河原と逢の峰を結ぶを結ぶ高速ロープウェイ。全長2.4km、6人乗りのゴンドラは 標高1,500mの山麓駅から約8分、いっきに標高2,000mの山頂へと進む。 眼下に白根一帯の雄大なパノラマが開け、草津の温泉街も箱庭のようだ。 天気の良い日には遠く榛名山、赤城山まで見渡せる。 山頂駅、山麓駅を起点に遊歩道やみどころがあるので賢く活用しよう。

明治35(1902)年の噴火でできた直径130m、周囲約800mの火口湖。 水質は、火山独特の強い酸性なので、池の中に植物は見られない。池畔一面は湿原で、木道が整備されており、気軽に散策しながら高原の植物を観察できる。秋になるとナナカマドの紅葉が見事。

”ひょうたん池”の愛称で親しまれる武具脱の池。その昔、源頼朝に追われた落人が武具を脱ぎ捨てたとか、霊場・白根山へ登る修行者が頭巾、法衣を脱いで白装束に着替えたなど伝説が残る。 池の周りには木道が巡らされ、ムラサキヤシオツツジ(5月下旬)や、ワタスゲ(6月中旬開花) 、初秋にはリンドウなど高山植物を間近に見ることができる。

溶岩ゴロゴロ、岩の間からはところどころ白煙が上がり、不気味な雰囲気をかもし出す。あたりは鼻を突く強烈な匂いが立ち込める。ここは、白根火山の旧火口の一つ。絶えず噴出する有毒ガスで 小鳥や小動物が死んでしまうので”殺生”と名づけられた。現在はガス測定器があり、 立ち入り禁止区域が設けられているので、見学する程度なら大丈夫。