表通りから路地裏まで2600あまりの蔵が点在し、喜多方らしい町の風景をつくる。 白壁の蔵が一般的だが中にはレンガ造りの蔵もみられる。 蔵を建てるのは男の甲斐性とも言われ、住居、店舗、寺院にいたるまで皆競って立派な蔵を建てた。喜多方に住む男たちの一生の夢であった。 今でも酒蔵、味噌・醤油蔵、蔵の美術館が町のあちこちで見られ 人気の観光スポットとなっている。

古い酒蔵を改築した手作りの美術館。日本のパステル画の草分けで 世界的に評価された小林哲夫氏の作品が展示されている。

福島県一を誇った豪農、風間家の離れ座敷をそのまま利用した美術館。 欅造りの室内は柱から襖の枠にいたるまで総漆塗りという贅沢さ。
乾漆の漆器に生涯を捧げた塗り師、田中亨氏の大作をはじめ 喜多方の風土から生まれた漆器工芸が展示されている。
お箸などの漆器の製造直売もあるのでお土産にちょうど良い。
蔵の内部の様子もわかる。 |
屋根裏には漆器の製造過程も展示されている。 |
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福島県一の大米穀商で名をとどろかせた松坂屋を改築した土産物店。 木綿の蔵には会津木綿や藍染めなどの手作りの品が並ぶ。
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秋の声が聞こえてくる頃、町の郊外を行くと 一面に可憐な白い花のそば畑に出会う。 蔵屋敷あづまさの屋敷の中には、 この地物のそば粉にこだわった手打ちそばを食せるところがある。 そばの実の中心に近いところで打った蕎麦は、 透き通るようなみずみずしさ。打ちたてのところが運ばれてくるから品のあるそばの風味をたっぷり楽しめる。そば湯のサービスもあり。

喜多方の町から車で北に10分ほど走ったところに三津谷集落がある。戸数わずか5戸の小さな集落だが、どの家にも漆喰の代わりに煉瓦を使った蔵があり大正ロマンの雰囲気が漂う。
三津谷集落の蔵の一つ、若菜家には味噌蔵があり、蔵座敷に上がって見学もできる。

喜多方はラーメン店の密度日本一。小さな町に130件ものラーメン屋さんがしのぎを削る。 太くて平べったくてちじれている麺が特徴。おいしい水でできた醤油だれ、味噌だれがよく 絡んでおいしい。
ここは昔から酒や味噌、醤油の美味しい所で、今でも味噌蔵、酒蔵が多くみられる。その秘訣は町の北北西にある飯豊山からのうまい水が伏流水。麺に特徴のある喜多方ラーメンだがおいしいラーメンづくりに、古くからの醤油・味噌の産地だったことは大きく貢献しているようだ。
「老麺会」といってラーメン店主有志が集って麺、スープを研究する会もあり。こののれんのかかたお店も多くみられる。
喜多方ラーメン発祥の店。今や全国的な人気となった喜多方ラーメンだが先代が屋台のラーメンを始めたのがその原点といわれている。 写真左はチャーシュー麺で¥850、右はねぎラーメン。
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おなじみの少し太目で平べったい麺に奇をてらわないバランスのとれた深みのある味わいに何度でも足を運びたくなる。
写真はチャーシュー麺¥850。
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味噌・醤油の醸造元の店で、自家製の味噌や醤油のこだわりの店。 店の建物も蔵づくりで味わい深い。
写真はチャーシューメン(田舎味)¥650、昔ながらの醤油煮干し風味。

有名店に行列が出来ていて食べれそうに無い時に是非試していただきたいのがこちら。 地元の方に人気があるようだ。芳醇なみその風味がいい。
写真はみそチャーシュー。

飴色のスープで味は結構あっさりしている。肉そばは麺が見えないほど敷かれたチャーシューがすごい。ラーメンと呼ばず”中華そば”と呼ぶのは店のこだわりか。
写真は肉そば¥850

蔵を模った客者の馬車に揺られ、酒蔵、うるしの美術館など町の中のみどころを約1時間30分かけてゆっくりと案内してくれる。JR喜多方駅が出発所。