兼六園の程近く、城下町閑静に溶け込む石蔵と門構え。中に入るとレトロでシックな洋風建築。インテリアの異なる8つの客室とやさしい光に照らされる英国風のダイニング、蔵の中のラウンジがすばらしい。ここは心に残る小さなホテル。
【ラウンジ】
【ダイニング・朝食】
【ゲストルーム】 <Camellia Suite> 梁を意識的に見せた、屋根裏っぽい雰囲気のスウィートルーム。 木の質感と淡い壁と絨緞の色調にぬくもりを感じる。
宿泊料金(1泊朝食付1名)
【記者所感】取材に訪れた時、静かな道を探して観光ルートを外れてきたらしいご婦人達数人が、カメリアイン雪椿を外から見ながら話をしていた。「あら素敵な建物、何だろう?」 レストラン、喫茶店、ギャラリーetc.いろいろ出たが ”宿”という答にはたどり着けなかったようだ。 入口には「雪椿」と書かれた木製の看板がひとつ。宿をPRするのではなく、はじめて来るお客さんが迷わないようにその場所を知らせているといった感じだ。ご婦人達が去った後、私は今日ここに泊ることをちょっと誇らしげに思いながら、インへ消えて行った。聞いてみると、「何だろう?」と思う人は結構いるそうで、時には意を決して中まで入って来て「ここは何ですか?」と訪ねてくる人もあったそうだ。 カメリアイン雪椿がオープンしたのは平成元年。もともと旅行好きオーナーだが、ニュージーランド旅行での小さな宿での体験から、べたべたしたサービスではなく、家族がそっと旅人をもてなす宿を目指したのだそうだ。「迎える側にゆとりがあればこそ、お客さんにゆとり を感じていただける。」そんなところが雪椿の落ち着いた雰囲気をつくっているようだ。 夕食の時に親しくなったたまたま隣同士のテーブルに着いた方が、遅くまでラウンジで話こんでる事もあるらしい。 価値観を共有している人たちが集まるためか、それともこのインの雰囲気が自然にそうさせるのだろうか。 |
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