奥飛騨温泉郷・福地温泉 かつら木の郷 宿泊レポート

2002年10月の宿泊レポートです。

奥飛騨温泉郷・福地温泉 かつら木の郷 キャプション

1.桂の木々が生い茂る中、母屋をベースに離れが点在する山里の集落を思わせる宿。約150年の歴史がある豪農の屋敷を移築した母屋は、たくましい梁、黒光りする床板など素朴で重厚でかつ温かみがある。一方離れも他の部屋と隣接する事が無く旅館と言うよりは別荘に来たような気分。 2.床板も梁も黒光りして品格が漂うロビー。囲炉裏は年中火がはいり、薪の焼ける香りが香のように館内に漂っている。 3.とにかくお風呂の充実ぶりには驚かされる。豊かな木々に囲まれたお風呂は貸切を含めると湯船は全部で8つもありそれぞれが看板風呂級の顔をしている。重厚な檜の梁が見事な内湯。縁からはたっぷりとお湯があふれ出ていて嬉しい。 4.内湯から続きで露天風呂に出られるのだが、このつながり方がちょっと変わっていて面白い。内湯・露天ともに男女ほぼ同様で、露天に関しては男湯(右)は山の眺めが素晴らしく、女湯(左)は木々に守られてるような印象。 5.貸切風呂:木船(写真左)と石船(写真右上)のどちらも露天と内湯を対として借り切れる贅沢な貸切風呂。時間制ではなく空いていればぶらり入っていける。部屋数10室なのにこれだけ魅力的な湯船がそろっているから、待たずに入れそうだ。 6.【囲炉裏を囲んで炉端料理】飛騨牛の炭焼きステーキと囲炉裏で焼く焼き魚が頂ける。食事処は個室になっていてそれぞれ囲炉裏を囲みながら食事が出来るようになっていいる。 7. 離れとのすべての部屋には囲炉裏があり、温もりを満たしている。 8. 9. 10.

奥飛騨温泉郷・福地温泉 かつら木の郷 レビュー

奥飛騨温泉郷自体歓楽的なムードのすくないところではあるが、福地温泉は もっとも山里の雰囲気を残している。そのなかかつら木の郷は静に佇んでいた。館内で私のお気に入りの場所となったのは吹き抜けのロビー。極太の欅で組まれた梁、囲炉裏で少しすすけた壁が生み出す昔風の景観、世界遺産に登録された白川や五箇山の合掌造りの内部のそれとよく似ている。気候、風土が似ているんだろう。そこにソファーが置かれ、なんとも上品な品格を醸し出していた。天気の良い日は窓を開け放っているようで、気持ちいい風が吹きぬけて行く、虫の声もさわやか。木々の緑が床に映りこんで、磨きこまれた床を緑色に光らせていた。大人がしみじみくつろげる宿だ。

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