下呂温泉
お誂えの宿翔月 電話0576−25−3161
■記事の内容は2001年2月の取材によるものです。

温泉街の喧騒を離れ、山の中腹まで上った自然豊な静かな場所に翔月は静に建つ。
宿の内は木の風合の豊な数寄屋造りでしっとりとした静かな時間が流れている。10階建ての建物でありながら、全ての階に部屋はわずか3室のみで思いのほか「小さな宿」の楽しみを感じさせてくれる。
温泉街と山並を見渡す数寄舞台は下呂の特等席。


露天風呂

飛騨の山並の景色をさえぎるものは何も無い開放感に富む露天風呂。几帳面に並べ敷かれた木板の風合いもこのお風呂のもう一つの魅力だ。

男女隣合っていて大きさ景色ともほぼ同様。

内風呂
天気の良い時には露天風呂への木戸が開けられ、内風呂も爽やかな空気で満たされる。
24時間入浴可能だから、ここから見る下呂の夜景もおすすめです。


男女隣合っていて大きさ景色ともほぼ同様。




【貸切の露天風呂】

貸切野天風呂の”離れ”へは専用の通路を通って渓流沿いへ向う。
木の風合いを生かした離れは品格を漂わせながらもどこか山小屋風で野趣に富む。この中に紅葉・若葉の2つの貸切露天風呂が収まっている。
渓流沿いの野天風呂に出るとみずみずしい空気が吹きぬける中、しっとりとした新芽の若々しい緑が迎えてくれた。
渓流の音、野鳥のさえずり・・・ どこか山峡の一軒宿の露天風呂に入りにきた気分だ。

この露天風呂がすっかり気に入ってしまった私は ひっそりとした自然の中にとけていくような気分に浸っていました。

翔月のオフィシャルサイトもしくはお電話にてお申し込みのお客様には、野天風呂4 5分無料貸切サービスがあるそうです。
料理茶屋で頂く創作料理

食事処には池を囲む様に15の茶屋(個室)が散らばり、京都で修行をつんだ料理長が腕を振るう料理が一品一品供される。
池にせり出す茶屋の様などは夜の兼六園を思い起こさせる。



全ての部屋が10畳以上に副室が備わりゆったりとした造り。この宿の部屋こそ下呂の特等席だ。夜景も素晴らしい。

くつろぎの時間を邪魔しないように、客室係の部屋への出入りは最小限に抑えられている。

シャネルのネールキッドの貸し出しも好評

客室数 21室(全室バストイレ付)
泉質 単純硫化水素泉
効能 神経痛、胃腸病、リュウマチなど
浴室 内湯:男1女1、露天風呂:男1女1、(貸切露天風呂1、露天風呂が4月に完成予定)
入浴時間 24時間
食事場所 専用食事処
チェックイン/アウト 13:00/11:00
外来入浴 不可
URL http://www.geroyado.co.jp/

宿泊料金表(1泊2食付1名料金) (単位:円)
2名1室 3名1室 4名1室 5名1室

平日・休日

29,000〜35,000 26,000〜31,000 24,000〜30,000 24,000〜30,000

休前日

33,000〜40,000 28,000〜35,000 26,000〜33,000 26,000〜33,000
ハイシーズン 37,000〜44,000 33,000〜41,000 31,000〜36,000 31,000〜36,000
■実際の料金体系はシーズン、部屋のタイプにより料金が細かく設定されています。正確な料金は宿へ直接確認するか、ホームページの料金表でご確認ください。



記者所感

下呂の温泉街を離れ、小川沿いの坂道を山の中腹まで登っていくと途中からその道は翔月だけに通じる袋小路となる。 街中の喧騒とは無縁の自然豊な静かな場所。
この宿を取材するに至ったのは、地元の方から「泊まった人の評判がとてもいい」という話をきいたからだ。
この宿は、ご主人と女将がこれまでの旅館経営の経験の中から思い描いてきた理想を実現させた結晶だ。下呂観光ホテルの別館であることは電話番号からもわかるが、ホテルとはまったく別のものだと思って良い。十人十色の好みに応える(団体を迎える)八方美人の宿ではなく、逆にしっとりとした雰囲気でプライベートを静かに過したい方を充分に満足させる宿だと思う。それさえふまえておけば高級旅館でしばしば感じる独特の堅苦しさも無く、とても居心地のいい場所だ。
宿の言葉に私の好きなフレーズがある。それは「私どもに特別なものは何もございません」というものだ。これは単なる謙遜ではなく、忙しくあれやこれやとサービスを繰り出すのではなく、”お客さんのペースでくつろぐ”ことをほんの少しだけお手伝いしたいというさりげなさが表れているような気がする。
13:00チェックインというゆとりの滞在だから、美しい山並と温泉街を遠くに眺めながら自分の時間、自分のペースを取り戻してみよう。