きのうは山代温泉の古総湯に行ってきました。
浴室の戸を開けたらさっそくいい匂い。
木のものか湯のものか、それとも両方か。

薄暗い木造の浴室は赤黒い漆塗りで、黄色い電球の光をにぶく反射させている。
浅いヘリに寝そべって見上げると、高い天井の奥で湯気がぐるぐる渦を巻きやがて、
外に吐き出されたり中に戻されたりしてる。昔ながらの自然排気なんだ?!

外から差し込む光はステンドグラスを通り抜け、湯面にステンドグラスの色を再現させている。
それがわかるくらいに湯面は静か。
何かの儀式の場であるかのような静けさが支配する浴室に、
湯の音だけが聞こえている。
何度か来ているが今のところ騒がしい客には出会ったことが無く、ありがたい。

今日の湯は休日で入浴客が多いためか塩素臭がちょい気になるが、湯のまろやかさは充分に楽しめた。

30分ほど瞑想に突入・・・

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