返信先: 氷見 魚恵

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タビエル
#200002169

魚恵はたぶん過渡期を迎えているのではと感じます。お客さんの層・種の変化により、いままで問題にならなかったことが問題になってしまっているような・・・。もともと地元のお客さんがほとんどで、遠くからのお客さんでも長野や岐阜あたりまでという民宿ですが、近頃、いくつかの有力な雑誌で取り上げられ始めてから、東京、大阪などの大都市圏のお客さんが増えてきているようで、否応なしに、「全国」という土俵で見られるようになってきています。しかし、依然として半分は地元や県内のお客さん。「盛り付けなんて気取ってないで、新鮮な魚をどんどんもってきて」といったボリュームと鮮度命の豪快料理、ちから技の料理を好むお客さんを無視しては宿が成り立たないという事情もなんとなく私は感じます。たとえば料理の出すタイミングや品数の多さなど課題はあります。もうすこし量を減らして、多少の心残りを感じさせるほうが私などは後ろ髪を引かれる思いがするでしょう。たとえば長ーいまな板に盛られる造りは私などは量を減らして氷にのせて出せばと思います。地元のお客さんに言わせると「なん、きどっとんが!」(富山弁:なに気取ってるんだの意)と文句を言うでしょう。魚恵がこれから「うちは民宿だから・・・」というスタンスをとるのかもう一段上を目指すのか、私も興味があります。