一昨年の12月に行ってきました。定評のある料理はもちろん美味しかったけれど、それ以上に「器」がものすごく凝っていて上品。でも一番よかったのは、担当の仲居さんの対応でした。つかず離れずでかゆいところに手が届く感じでした。例えば、常に新しい冷水が用意されていたりすることはもちろん、食事を運んできていただくタイミングがピッタリ。何か用事があって廊下にでると見ていたかのように来てくれたり、出かけようとして表に出ようかとすると写真をとってくれたりと。ソフト面ではよい印象があります。あと、朝食後の珈琲ですが、私が行ったときには別料金でしたがありました。「別料金になりますが、注文を受けてから豆を挽いていれるのでおいしいですよ」とのことで迷わず頼みました。これはまた美味でした。私も温泉街のお店とかに立ち寄ったときに「どちらにお泊りですか？」と聞かれ「胡蝶です」と答えると「すごいですね」と結構いわれました。やっぱり地元でもそういうクラスの旅館さんなんだなと改めて思いました。