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渕上慈恵
初めまして。渕上慈恵と言います。サイト内で有名になっている隠庵ひだ路へ四回目の宿泊に行って参りました。既に知られている情報もあるかとは思いますが、これから訪れる人の参考にでもなればと思い、ちょいと書き出してみます。訪ねたのは先週の土日。高山から。(ちなみに日曜日の午後二時に中部縦貫道・高山西インターが開通したので、清見からの時間が少し短縮になりました) 高山でのオススメは江名子川沿いの散策と城山公園。天気が良ければ、市内で食べ物を買って、本丸跡で昼御飯も乙なもんです。福地まで40分から一時間。きちんと舗装され快適。一本道なのと標識の松本・平湯を目指せば迷うことはなし。福地温泉の楽しみは他の宿の温泉に入れる"のくとまり手形"(二時から四時までと、十八時から二一時まで)と足湯・舎湯(やどりゆ)。舎湯は入るとすぐ大きな囲炉裏があって、その心地よい暖かさに離れがたくなる。その奥に十人程の足湯。熱くもなく、ぬるくもない絶妙な温度にまたもや離れがたくなる。無人なのと温泉への宿泊客のみ利用可なので、気兼ねなくくつろげるのがよい。九時半くらいまで火が絶えないそうなので春、夏、秋は夜の散歩ついでについ足が向きそう。"のくとまり手形"で今回は湯元長座へ。駐車場から玄関へは"長"の字が入れられた提灯を掲げた回廊をゆるやかに上る。終点には囲炉裏のある小さな待合があるのが風情をそそる。そして"日本秘湯を守る会"の大提灯が。館内は広く、床暖房なので寒くないのがグッド。廊下に置かれた和箪笥が落ち着いた印象を与える。貸切湯の出入りはカードキーで制御されているので、セキュリティーも万全。露天風呂は泳げるくらい広く、硫黄臭がした。さて、ひだ路。今回は初めて宿の人が温度調節に来た。大概はいい湯加減なのだけど。御飯はあちこちで紹介されている通り、夜は芋のころ煮、岩魚の串焼き、五平餅、魚の蒸し物、川魚の刺身、飛騨牛の石焼など、朝は朴葉味噌、おひたし、佃煮、トマトジュース、サラダなど。ダシまきが暖かいまま出てくるのがうれしい気遣い。自分的にはさりげなく置いてあるハーゲンダッツの自販機と駄菓子コーナーのあんぱん。特にハーゲンダッツの抹茶は風呂上りには強敵(笑) みなさん、食べすぎには注意を。八時、八時半、九時の朝食タイムなので、朝市目当てに早起きも良し、朝風呂を楽しみつつ待つもよし。。遅めのチェックアウトなのでまったりできる。何よりもほっといて呉れるし、子供が泊まれないので、大人がのんびりできるのがよい。館内もちり一つなく、一度使ったサービスのお茶も新しくなっているのが気配り。残念なのは予約の際、もう一度住所を言う必要があること。覚えて呉れると、うれしいのが人情。そう思いませんか?ともあれ、間違いはないので是非。(掲示板 2004/11/29の書き込みより転載)