蔵王・遠刈田温泉 ザオウメッツ
宿泊日 2013年3月
お部屋 1階ツインタイプ

「雪に景色のお釜、さぞ絶景に違いない」
そう勇んで蔵王エコーラインを登ったが、スキー場までで行き止まりだった。
そういえばそうだ、例年GW前くらいが開通だったのを思いだした。

というわけでおとなしく宿へ向かうことにした。
宿は木々の別荘地の一番奥にある。

リゾートイン ザオウメッツは木々の別荘地を一番奥まで進んだところにある。

到着のときにラウンジで紅茶を頂いた。
ここからの眺めはやはり好きだ。
目の前を流れる川は一枚目の写真に写ってる川の少し下流にあたり、源流をたどればあの蔵王のお釜にたまっている、エメラルドグリーンの水らしい。

長旅の疲れから一眠りしていたらあっという間に料理の時間が近づいていた。

海の幸のベリーネ

海老とさざえの串にたっぷりのオリーブ。グラスの底にはトマトのゼリーだろうか。

何気なくテーブルに置かれた、箸休めのような野菜もとても美味。
ピクルスの要領で漬けているそうだ。

鴨肉は噛めばかむほど味がにじみ出てくる。ソースはグレープフルーツだっただろうか。


桜鯛のポワレ

いちごのグラニテで口の中をさっぱりとリセットしたらいよいよ肉料理。
ほほ肉だそうだ。
口に入れるとはらはらと繊維がほどけ、しつこさのない味というか風味がふんわり口に広がる。料理の後半だがどんどん食べれる。食べたくなる。ほうれん草を練りこんだフィットチーネとひめにんじんに赤ワインを煮込んだソース、最後にセージの風味がすこーんと変化球を投げ込んでくる。

デザートもこんなに充実しています。

そしてさらに、目の前でクレーム・ド・ブリュレかな?に焦げ目を入れてくれた。
![DSC_8550[1]](https://www.tabier.com/wp-content/uploads/2013/04/DSC_85501.jpg)
蔵王の夜は更けていきます。
後半は星空の露天風呂から
<後編につづきます>
