(出会い編からの続き)

目の前に広がる田んぼ。風の道を歩きながら振り返ってみれば田園風景に溶け込む風格あるあの母屋。(登録有形文化財です!)まさに自分が思い描いていたような、昔の農村の風景。

別館の木の温もりに加え、あのラウンジですよ!

そして、美味しい食事やご主人をはじめスタッフ(ご家族ですが)みなさん の温かさ。

ツボに入った、ど真ん中のストライク… どんな言葉でも構いませんが、気づけばハートをガッチリわしづかみされていました(笑)

癒される…とは、ちょっと異なる感覚。なんだか心の中が整理されていくようなスッキリ感。とにかく、ハマってしまったんです。その感覚が夫婦で一致したから良かった。 「私は南国のリゾートの方がいい!」 って言われていたら、完全にアウトですから(笑)

当時タビエルさんが紹介していて、今はリニューアルにより姿を変えてしまった 「湖山荘」 も 「みやま」 とセットで良く通いました。もちろん、“〆(しめ)”は 「みやま」 ですが(笑)

 

盛岡行って鳴子へ、ですからね。鳴子エリアの観光は “おまけ” 感覚でした。そうは言っても、何度も同じ場所に(観光に)行くのも… という訳で、あちこち動き回りました。ガイドブックに出ているようなメジャーなスポットから、地元の人しか知らないような場所まで(笑)

あ~でも、タイミングが合わなくて川渡の桜が咲いている様子は見た事がありません(涙) 菜の花は見られたんですが。

 

お宿の前の道を登って行けば、こんな景色も見られますよ。

 

鬼首まで行けば 「ここは本当に宮城?北海道みたい!」 そんな景色にも遭遇します。

さらにその先には、絶景も!天気が良ければ最高だと思いますよ!! …写真がイマイチでごめんなさい。

 

幾度となく訪れていると同じ季節なのに、まったく違う景色にも出会えて… 年は違えど、ほぼ同じ日付に撮影した写真。それなのに積雪量の違いで、こんなに変わる!!風の道だって… こんなに積るの!?

それに、わずか一晩でもご覧の通り。あっという間に景色が変わる!

 

お土産には 「しそ巻き」 と 「くるみ豆腐」 。これ我が家のテッパン!! (笑) もちろんお気に入りのお店になってます。

気がつけば、いつしか 「みやま」 は 実家感覚。 東北道古川ICで下りれば 「あ~帰って来た!」 。そして 古川から中山平辺りまでの国道47号線は、頭の中で “ストリートビュー” も再生可能(笑) 「みやま」 の玄関開けたら思わず 「ただいま~!」。 そんな感じです。

ところがですよ、宿泊体験記をアップしているようなブロガーさん達は、「みやま」 のご主人といろいろお話をしているようなのに、まだ自分は思うように話せてなくて… うらやましー! と思っていた訳です(苦笑)

ですが、それは突然やって来まして(笑)

通い始めて数年後、ようやく?やっと? とにかく初めてご主人とゆっくりお話が出来ました。

いや~凄い!の一言で。

鳴子の事、お宿の事… 溢れんばかりの想いが伝わってきて、ますますここが大好きになってしまった訳です。(ドイツとの交流事業、地域活性化となるような取組み、みやまのラウンジを使って寄席やコンサートもされています!・・・他にも)

いつしかそんなご主人の人柄にも惹かれ、パワーをもらって帰るようになりました。そう、宿に向かう別の理由がまた増えたんです。

こんな事もありました。

 

「みやま」の敷地(駐車スペース)が、なぜ砂利敷きなのかご存知ですか? 冬場の除雪作業も考慮すれば、コンクリートやアスファルトで舗装した方が作業も楽なはずなのに。

「母屋との景観に合わないでしょ!?」と。

受け取り方は人それぞれだとは思いますが、私は改めてその人柄に魅力を感じました。

そしてさらに時間が経過して、一つの問題が起こるのですが、それは次回の 「変化… そしてこれから編」 でお伝えします。

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