芳泉荘との別れ

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  • #5014 返信

    今日、芳泉荘からメールが届きました。

    「本館玄関で80年の時を刻んで居ました古時計が昨年の秋に停止致しました。」
    そんな内容とともに、芳泉荘は2010年7月末をもって、その歴史に幕を下ろしたことを知らせる内容でした。
    残念という気持ちは無い。なぜならご主人と女将の二人はこれまで精一杯やってきたと思うから。
    でも、さみしい気分でいっぱいです。もうあの居心地、おの空気を味わえない、
    私たちの、そしてたくさんの人々の思い出が詰まっているあの宿が、もう記憶の中だけにしか存在しなくなると思うとやはり感傷的になる。

    内々にご主人さんからそれらしい話しを聞いていた私たちは、
    急遽7月の初旬に芳泉荘とのお別れの宿泊へと旅立ったのでした。
    いつになるか分かりませんが、そのレポートもアップするつもりです。
    宿のトレンドにのっている宿ではありませんでした。でもなぜか好きにならずにはいられない温もりがありました。

    芳泉荘は昨日、最後のお客さんをお見送りしたはずです。
    高山ご夫妻が(もしかして娘さんも?)涙、涙・・・で最後のお客さんをお送りしている姿が思い浮かびます。

    今日は自分も勝手な感傷に浸っています。
    そんな気持ちにさせる宿、日本にいったいどれだけ残っているのだろうか。

    かけがえのない思い出をありがとうございました!!

     


    R246
    #200001020 返信

    本当に悲しい限りです。 幸いに、昨年11月に産まれた双子を、この5月に大好きな芳泉荘に連れて行けたことが、せめてもの恩返しでした。 高山ご夫妻、今まで本当にありがとうございました。 無念だとは思いますが、私達、芳泉荘を愛した旅人が数多く居るということは胸に刻んでいただいて、第二の人生に幸多からんことを祈念いたします。 本当に、素敵な素敵な御宿でした。


    趣味人
    #200001021 返信

    芳泉荘、本当に残念で寂しい気持ちで一杯です。私達家族は7月のダビエル様が宿泊された翌日に“はぎ”、“ぼたん”に宿泊させて頂きました。感傷的になるのをぐっと押さえて、最後の芳泉荘を目に焼き付け、そして写真を撮りまくりました。妻や子供には、ここに松田優作が座ったんだよとか、関ジャニはここで写真を撮ったのだと説明しながら。日本にはマスコミ登場多々の銘旅館と言われる物がありますが、心身とも癒され、何度訪れても飽きる事の無い旅館はそうある物ではありません。芳泉荘はここを訪れた多くのお客様が置いて行った心の一部と何時も笑顔で心のこもったおもてなしをしてくれた高山ご夫妻の気持ち、そして風雪に耐えて創業当初から変わらぬ芳泉荘が一体となった大人のお伽の世界でした。 心の中にいつまでも、いつまでも芳泉荘の事は残しておきたいと思います。初めての書き込みで長々失礼を致しました。


    タビエル
    #200001022 返信

    R246さま、ありがとうございます。”私達、芳泉荘を愛した旅人が数多く居るということは胸に刻んでいただいて”この言葉に高山夫妻、どれだけ励まされるでしょう。趣味人さま、ありがとうございます。なんと、私たちの翌日でしたか。私たちは”はぎ”でした。”さくら”に泊まってた方は先月来た時に、「芳泉荘がなくなる」ということを知り、急遽また泊まりにきたそうです。おっしゃるとおり、飽きのこない宿でしたね。”大人のお伽の世界”はい。まさにその通りでした。完成された宿じゃなかったけど、愛されてました。みなさんの思い出話を聞いていると、私の思いでもまた美しく蘇ってきます。ありがとうございます!!

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  1. 本当に悲しい限りです。 幸いに、昨年11月に産まれた双子を、この5月に大好きな芳泉荘に連れて行けたことが、せめてもの恩返しでした。 高山ご夫妻、今まで本当にありがとうございました。 無念だとは思いますが、私達、芳泉荘を愛した旅人が数多く居るということは胸に刻んでいただいて、第二の人生に幸多からんことを祈念いたします。 本当に、素敵な素敵な御宿でした。

  2. 芳泉荘、本当に残念で寂しい気持ちで一杯です。私達家族は7月のダビエル様が宿泊された翌日に“はぎ”、“ぼたん”に宿泊させて頂きました。感傷的になるのをぐっと押さえて、最後の芳泉荘を目に焼き付け、そして写真を撮りまくりました。妻や子供には、ここに松田優作が座ったんだよとか、関ジャニはここで写真を撮ったのだと説明しながら。日本にはマスコミ登場多々の銘旅館と言われる物がありますが、心身とも癒され、何度訪れても飽きる事の無い旅館はそうある物ではありません。芳泉荘はここを訪れた多くのお客様が置いて行った心の一部と何時も笑顔で心のこもったおもてなしをしてくれた高山ご夫妻の気持ち、そして風雪に耐えて創業当初から変わらぬ芳泉荘が一体となった大人のお伽の世界でした。 心の中にいつまでも、いつまでも芳泉荘の事は残しておきたいと思います。初めての書き込みで長々失礼を致しました。

  3. R246さま、ありがとうございます。”私達、芳泉荘を愛した旅人が数多く居るということは胸に刻んでいただいて”この言葉に高山夫妻、どれだけ励まされるでしょう。趣味人さま、ありがとうございます。なんと、私たちの翌日でしたか。私たちは”はぎ”でした。”さくら”に泊まってた方は先月来た時に、「芳泉荘がなくなる」ということを知り、急遽また泊まりにきたそうです。おっしゃるとおり、飽きのこない宿でしたね。”大人のお伽の世界”はい。まさにその通りでした。完成された宿じゃなかったけど、愛されてました。みなさんの思い出話を聞いていると、私の思いでもまた美しく蘇ってきます。ありがとうございます!!