11月の終わりに出羽屋へ山菜料理を頂いてきました。

山菜たっぷりの出羽屋の山菜そば。旨かったなぁ?。

 

昔からやってる宿の場合、昔の出来事などを知るとその宿泊がグッと味わい深いものになります。

たとえば酸ヶ湯に泊まるならば「酸ヶ湯の思い出」を滞在中に読んだときはそれはそれは楽しい宿泊になりました。

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(ネットでこの本検索して見たけど全然みつからないな?)

 

 

これと似た話。

先日、山菜料理の出羽屋へ行ってきました(日帰り)。

出羽屋について山ふところの宿みやまの板垣さんと話していたら、「一世を風靡しましたからね?」。

自分はそのころはまだ温泉や旅館に目覚めてなかったのでリアルタイムには知らなかったのですが、あの本田 宗一郎さんもヘリを飛ばして食べにきたそうでからね。

コース料理(といっても山菜そば付定食が2,310円、安いっ!!)を予約すると部屋を用意しておいてくれるようです。

部屋には「出羽屋の山菜料理」という本が部屋に置いてあった。

山菜料理を食べながら、この本を読むと山菜ワールドに入っていき、食べている山菜が何倍も美味しく、ありがたく感じてました。

 

 

帰りがけに売店に寄ると同じ本が売られていた。

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「3,500円くらいかな。それよ安かったら買おっ」とおもって裏表紙を見ると、

「2,233円+税」と書かれてある。

安い。躊躇せずに購入を決めた。

いまちょっとづつ読み始めているところ。

 

 

この本、かなりいい。

一時絶版になったか、なりかけたらしいですが復刻したようです。

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各山菜の魅力や調理法などが、出羽屋の佐藤邦治氏(先代?)が語っているのですが、

ただのレシピ本ではなく山奥に生えている山菜の情景やここの風土が感じられてくるんです。

写真も奇麗で見ているだけでも楽しい。

 

 

 

ところで、もう一度この本の値段のことだけど

「2,233円+税」

 

??

 

 

税込みたいな定価なのに、さらに税のせる?

税を5%乗せてみると

 

 

2,344.65

 

 

 

端数でまくりで、

 

 

なにこの、まったくスッキリ感のない値段は

 

 

いったいいくらにしたかったの?

と思ったが、この本の初版は昭和59年とある

もしかしてと思い消費税を3%で計算して見ると

 

 

2,299.99

 

 

なるほど約2,300円というわけか。

消費税が3%になったときは価格改定をしたけど5%になったときは
価格を変えなかったということのようだ。

どうでもいい話が長くなってしまった。

 

One Comment
  1. この本の冒頭にある、佐藤邦治さんの言葉が味があります。
    山のものは
    じぶんたちだけが、くうやつだと思っていたんだけんども
    お客さんが
    わざわざ来て んまえ んまえゆて よろこんでけるなんて
    ありがたいことだなっす
    佐藤邦治

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