
次の日も好天に恵まれ、最高の目覚め。

朝風呂を浴びて、部屋でくつろいでいると部屋の外からなにやら音が聞こえてきた。


ご主人が釜戸をいじっているところだった。きっと日課なのでしょう。
もちろんうるさい音ではないの。ちょうど子どもの頃の、母が朝ごはんの支度をしていう音を
布団の中でぼんやり聞いていたことを思い出した。

さて、朝食です。
「天気がいいので、空けましょうか?」とご主人。穏やかな風がまどろむ肌をなでる。鳥のさえずり、遠くにトラクターの音が聞こえる。里ならではこそ。

「やさし?味付け、すごい好き。」と連れがはしゃぐ通り、なんとも丁寧につくられた
正しい日本の朝ごはん。

そしてやはり、竃で炊いたごはんは絶品です。
おこげもうれしい。


食後もの?んびり。
