板室温泉 ONSENRYOKAN山喜の宿泊レポート

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基本情報

 


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10 Comments
  1. 3月下旬近くまで旅行した際にお願いして4月8日(火)がグランドオープンの
    「Onsen ryokan 山喜」さんに一足早く泊めていただきました
    こちらは以前「山喜荘」という湯治中心の宿でしたが、3代目の社長が造っ
    た天然素材にこだわった部屋が1室あって注目しておりました。
    昨年から全館建て直しされると聞き、オープンを楽しみに待っていたのです。

    宿のある那須のお隣の板室温泉は、静かでこじんまりした川沿いの温泉地
    ですが、お宿は山側にあります。
    角地に建つ、初めて見る宿の外観はモダンで、都会のリッチな個人宅風。
    表道路に面した地下の駐車場に車を停め、ドキドキワクワクしながら階段を
    登り玄関・テラス・中庭のある1階へ。
    そこには京都の町屋の中庭を明るくしたような、空がとても近く感じられる
    それでいて濃密な感じのする極上の空間が広がっていました。

    1階は男女別の浴場、お茶室もある食事所等のパブリックスペース。
    お風呂は自家源泉と共同のものが2つあり、温度はぬるめなので、これから
    新緑の季節は特にいいと思います。
    浴場はすっきりした造りですが、楽しい仕掛けもいくつか、又浴場近くには
    リピーター用?の秘密の小部屋もありました。

    客室は全て2階で、部屋数は以前の半分以下の8室です。
    山側で源泉掛け流しのお風呂のついた部屋が2室、書斎のある部屋、テラス
    の広い部屋、テラスの天井の丸窓が印象的な部屋といろいろで、6室は畳の
    上にあらかじめお布団が敷かれています。
    ベッドタイプは2室あり、全体的に定員は2名?4名で子供も宿泊可能です。
    寝具、タオル類は宿のロゴのついた上質で使いやすいものでした。
    私達は山側のお風呂のついた角部屋に泊めていただきましたが、道路に面
    していても交通量が少ないので、音の問題は全くありませんでした。
    部屋名は3月の宮崎の宿に続いて、なぜか今回も全て1文字の植物名でした。

    食事は以前と同じ家庭料理風かと思っていたら、お品書きもある懐石でした。
    量や味も程よく、細工も凝っていて、素材も旬のもの、地元食材が使われて
    いました。
    献立は2ヶ月位で変わる予定だそうです。
    器は柄は同じで形が違ったり、蓋だけ違ったり、先が細くて使いやすい箸と
    シンプルで自分用に欲しいものがたくさんありました。
    よく1人鍋等で出る青い固形燃料を使いたくないそうで、小型の炭火コンロ
    が用意され朝晩活躍していました。

    夜はストーブの火と柔らかな照明が宿を包み、社長が待つバーも開店します。
    ここにはワイン、日本酒、洋酒が豊富に揃い、お酒好きにはうれしい場所。
    他にコーヒー類もありますし、お酒に弱い私達は月見台で満月を見ながら、
    ノンアルコールのサラトガ・クーラーで雰囲気に酔いました。
    バーの音楽はジャズとハワイアン。
    社長にとってハワイ島は思い出の地だそうで、私達も休暇で10日程過ごし
    た事があるので話がはずみました。
    そんなハワイ島の作家に注文した四季を表す作品も館内に飾られています。
    温泉街だけでなく、館内でも四季が味わえるわけです。

    アメリカ、特にハワイ好きの社長が選び抜いたと思われる家具、小物、備品
    類を見ていると、どれだけ時間をかけて新しい宿の準備してこられたのかが
    よくわかりました。

    これまででおわかりになったと思いますが、社長は
    ・館内の自販機でもうけたくない。
    ・繁忙期に来てくれるお客様は、人が多い分サービス面で行き届かない面が
    あるのでお正月以外は同料金。
    と大変ありがたい考えの持ち主。
    これまで以上にリピーターが増え、予約が取りにくくなる前にぜひどうぞ!

    私もGWに温泉街に咲く桜を楽しみに再訪する予定です。

    1. いやぁ、まったくアグネスさんのコネクションには恐れ入ります。「アグネスさんが初日のお客さん」という宿、いくつあるんでしょうか。さてサイトでOnsen ryokan 山喜の工事中の様子を見ることができましたが、これはなかなかモダンで洒落た雰囲気のようですね。私も近いうちに行ってみたいです。ありがとー!

    2. こんにちはタビエル様もともと今年5月の連休に行けたらと考え、昨年からオープンが決まったら教えて下さいと頼んでいたのです。今回は、だめもとでお願いしたのですがラッキーでした。料金はお部屋のタイプにより1泊2食1人1・5?2・5万円位までだと思います。今まで初日に泊めていただいた宿は10軒以上あるでしょうか。どの宿もその後が心配ですから、ここ数ヶ月は別として全てリピートしています。予約が取れなくなるのは少し寂しいですが、こちらもきっと人気が出る気がします。

    3. こんばんはー☆アグネスさんが更に再訪を決めたというからには、かなりの実力派に変貌を遂げたのですね☆これは今後がますます楽しみになって来ました。ステーキってどちらのお肉でしょう。ひょっとして大田原牛でしょうか?僕は大田原牛をまだ口にしたことがないので一度食べてみたいです?(^_^;)今回は部屋もおまかせだということで、宿を全面的に信頼されてるご様子が伺えました♪

    4. アグネスさん、こんばんは。「Onsen ryokan 山喜」の投稿を拝見して、小小パンダも同行できそうなので嬉しく思います。我が家の小小パンダも喜びそうです。和モダンで部屋数の少ない宿が好みなので、この「Onsen ryokan 山喜」を小生の『行きたい宿』に追加させていただきます。さらに温泉も源泉かけ流しのようですし、料理も文句なしで、しかもA5ランクの和牛も食べられるのは最高です。草食動物なのに、欲が深くて申し訳ありません。この宿の投稿も、アグネスさんの編集によりページを重ねていかれることでしょうね。とても楽しみにさせていただきます。

    5. 旅行に出ていてお返事が遅くなりすいません。連休の後ですが、休みをずらして取る人も多いのか意外と飛行機は混んでいました。旅行続きだったので、帰りをいつもより1便早くしたのが幸いしました。夕日の時間、雲海という条件が揃い、長年の憧れだった丸い虹が見られたのです!りんく様・小パンダ様話を山喜さんに戻しますと「大田原牛」というのは、大黒屋(同じ板室温泉の旅館じゃないです)さんというお店のお肉なのだそうです。部屋のおまかせはよく行く宿でお願いしますが、私の場合まだ泊っていない部屋という条件付が多いです。今回は連泊でしたので違うタイプでそれぞれ3室と2室から選んでいただきました。さらに食事所の個室は窓辺にブラシの木の赤い花が咲いており、とても幸せでした。

    6. アグネスさん、こんばんは。那須に行くのに飛行機に乗るというコメントに驚くのは、小生の生息エリアがいかに狭いか実感いたしました。那須と言えば、「豚バス」のようなワゴンで、小パンダや小小パンダが窮屈な思いの中で移動するので、首都圏と関西の違いを感じていまします(笑)> 夕日の時間、雲海という条件が揃い、長年の憧れだった丸い虹が見られたのです!「丸い虹」は、本当に素敵な情景ですね。小生も昨夏、積丹半島の先端にある町営温泉に行った時に、日本海に面した露天風呂から見た風景は、何も遮るものがなく地球が丸いことを実感しました。自然は、本当に不思議でもあり、魅力を感じますね。

    7. 皆さんこんにちは☆アグネスさんが高い評価をされている「OnsenRyokan山喜」に私も先日お世話になってきました。インパクトのあるスタイリッシュな外観、天然素材を多用した温かみを感じる室内空間、肌触りのよい良質な温泉、肉料理や鍋料理などが無くても十分満足できる工夫された会席料理と、どれも皆高いレベルでバランスが取れたこだわりの隠れ宿の誕生に楽しい一時を過ごすことができました。お風呂などは小じんまりとしていますが、さすが下野の薬湯と讃えられているだけあって、本当に入っていて癒される温泉です。男女とも微妙に趣が違うので、できれば男女の入れ替えが合った方がより楽しみが増えるような気がしますが、現状は男女の入れ替えがないので、早めに宿に到着して貸切時間を狙ってみるのが良いと思われます。まだOPEN間もないということで、個人的に気になる点もいくつかあると同時に、宿側にとってもまだまだ落ち着かない状況であるとのことでした。その辺りはいずれ時間が解決して行くでしょうし、今後に期待していきたいと思います。「OnsenRyokan山喜」のリニューアルOPENによって、これまで「大黒屋」という巨星だけが光っていた板室温泉に新たな風が吹くのは間違いことだと思います。全ての宿が「山喜」のような新しい宿に生まれ変わる必要はなく、風情のある宿、昔ながらの湯治宿、洗練された大人の宿など、個性のある旅館達が共存繁栄して板室温泉の活性化につながれば嬉しいですね。今回新しくなった「OnsenRyokan山喜」にも、昔からの板室の湯を愛する御年輩の宿泊客の姿を目にしました。モダンな空間に決して似合った宿泊客の姿ではありませんでしたが、それだけ板室の湯が力を持っていて、宿のスタイルは変わっても、変わらぬお湯を求めて訪れているんだなぁと感銘を受けました。周囲には何も無い自然環境の中で、大人がのんびりと現代風の湯治にいそしむ場所として、板室温泉はまさに最適の温泉地であると思います。皆さんも機会があったら、是非足を運んでみてください。山の緑、川のせせらぎ、鳥のさえずりなどなど、喧騒とは無縁の世界にきっと癒されると思いますよ☆

    8. りんく様その後の「山喜」さんの様子をお知らせいただきありがとうございます。これから行かれる方はぜひりんく様が書かれているように、時間に余裕を持って早めに宿に到着するよう計画いただければと思います。宿の探検もですが、こじんまりした板室温泉の散策も楽しいですよ。私はこの週末は佐賀の「蟹の宿」で新館離れを見せてもらってきます。

  2. こちらでの滞在はなぜかいつも3月と5月。
    毎回こんな家に住みたいと思います。
    部屋数が8室だからか、大きな家に住む知人宅にお呼ばれした感じなのです。
    京町家のようなと称される事もありますが、京都で生まれ育った私にはもっとずっと明るくてモダンでそして正方形(笑)の印象。
    地形を生かした建物は中庭を中心に太陽の光がふんだんに降り注いでいます。
    秘密倶楽部の入口のような仕掛けの玄関から館内に入ると、ストーブのあるこじんまりしたロビー。
    その奥には主の趣味を活かしたバー。
    満室の時でも毎回なぜか貸切で贅沢な瞑想時間を過ごせる源泉あふれる浴場。
    若女将が嗜まれるお茶の設えもある食事所。
    と、1階にパブリックスペースが配置され、初めてでも迷う事はありません。
    広い階段を上った2階には、ゆったりした廊下に面していくつものタイプの部屋が用意されています。
    シンプルそうですが、細部までよく考えられた内装と配置。
    寝具やタオルまで自ら開発する快適さへの追求も素晴らしいと思います。
    だから居心地がよくてつい部屋に籠ってしまいます。

    これではいけないと外に散歩に出ると、まだ宿の向かいの桜が残っていました。
    宿は温泉街中心の便利な場所にあり、少し歩いた川の吊橋を渡ると4年前から行く度にあるのを確認するイノシシの檻の仕掛けと春の花々が迎えてくれました。
    5月には川をまたいでたくさんのこいのぼりも見られます。
    今回は地元の方がボランティアで魚の産卵場所を川の中に作られていました。
    そんな光景を見るとここは湯治にぴったりとだと思います。

    板室温泉は那須にほど近いのに、いつもずいぶん遠くまで来た気がします。
    落ち着いた温泉街は時が止ったようにおだやかで、おおらか。
    宿には滔々と流れる源泉、おいしくて適量の地のもの中心の食事、居心地の良い部屋、温かでつかず離れずの家族ぐるみのおもてなし。

    小さな宿なのに海外からのリピーターや湯治のように何日も滞在される方がいるのも、皆ここの良さを知っているからでしょう。
    いつも静かに過ごせるこの宿ですが、今回は平日の朝、大音響の演歌を流しながらトラックが食料を積んでやってきました。
    聞けば湯治の人用との事。
    ますます湯治してみたくなりました。
    初めて訪ねた時に決めた全室制覇まであと半分。
    次は他の季節やいずれ湯治もと夢想は果てしなく広がります。

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